Hallucination

どうしてこの茹だる暑さよ
コールが鳴り響く広場を抜け

指に絡みつく低音と
夢現に落ちる汗
ここは今日の果て
内緒の愚かな熱帯夜

消えないで 私の幻
柔らかな腕の中 おいで
今だけは何もかも忘れ
一千一夜に溺れ踊れよ ベイベー

どうしてこの茹だる暑さも
コーラを飲み干して静まる街

纏わりつくもの
知らぬ間に手放せたら楽なのに
ここは業の果て
あなたと愚かな熱帯夜

行かないで 私の幻
暖かな腕の中 越えて
今だけは刹那の瞬き
気だるい瞳で朝まで見つめていて

消えないで 私の灯
底なしの愛なんて あるの?
灼熱のリズムに誘われ
まだ茹だる暑さ 続くよ

消えないで 私の幻
柔らかな腕の中 抱いて
今だけは刹那の瞬き
一千一夜を踊り繋ぐよ ベイベー
いつもの夜を抱いて
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