寝ても覚めても

バイトのはずの君の部屋から
明かりが漏れていた

消し忘れたかシフト変えたか
風邪でもひいたか

どのみちぼくの知ることじゃない
気持ち悪い 自分でさえそう思う

寝ても覚めても君を想った
ぼくは土砂降りの中ただ立ってた

二階の奥の君の部屋には
西日が差し込んだ

いつも悪口言ってるぼくを
君は笑ってた

身勝手なのはよくわかってた
甘えていた 君の細いその肩に

我を忘れて君を恨んだ
生きていることがただただ辛かった

寝ても覚めても君を恨んだ
雨が止んだ今ただただ愛しい
ただただ愛しい
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