雨味少女

ビルに移った空を眺めていたあの子が残したあの言葉も
偽物と呼ぶかい? 偽者と呼ぶかい

2億年前に作った部屋で待ちぼうけ
あの子が怖いのは 独りぼっちなんだ
何処にも行けない 何処にも行かないから

つま先のリズムで 私を踊らせてから
流された涙の 跡をたどってみたりしたの

雨味少女 旅をしようぜ
その匙投げて 取り繕ったって
あなたには伝わる気がしないもんでして

つま先のリズムで 私を踊らせてから
流された涙の 跡をたどってみたりしたの

雨味少女 生きづらいね
息継ぎ覚えて 周りを見渡したって
傘をさす人なんてもう居ないもんでして

それでも町は変わらないの 「ごめんね ごめんね」
でもね泣いてしまうの どうしよもないほど
それでも町は変わらないの 「ごめんね ごめんね」
でもね泣いてしまうの どうしよもないほど
苦しくて
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