あの波の果てまで

消すに消せない 面影ゆえに
涙の真珠が きらりと光る
なぜに女の 行く道けわし
悲しき運命(さだめ)と 知りつつも
永遠(とわ)に変らぬ 愛求め
あゝ あの波の果てまでも

君を想うて 溜息あつく
涙の色の 真珠の海で
なぜに咲いたか 乙女の胸に
炎ともえる 恋の花
永遠に変らぬ 君求め
あゝ あの波の果てまでも

誰かが私を みつめてる
心にかかる わが運命
あゝ あの波の果てまでも
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