君夏ハナビ

夕暮れの石段 風が薫り
遠く聞こえて来る 祭囃子
忘れていたはずのこの気持ちが
夏が訪れまた 思い出すよ

賑わう人並の中
君に手を引かれながら
ふと見上げた夜空
遠く揺れる

まだ ゆらゆらゆらゆら 変わらずに
夜空に咲く恋心
何度も何度も蘇る あの微笑みが
嗚呼 きらきらきらきら 輝いた
色とりどりの思い出
今でも今でも消えなくて
ただ 好きでした
ただ 君が好きでした

慣れてない浴衣で前を歩く
照れくさそうな背中 愛しくて
ふたりで過ごす日々 いつまででも
永遠に続くと信じてたの

浮かぶあの日の夜空は
悲しい程綺麗なまま
もう届かぬ想い
頬を伝う

まだ ゆらゆらゆらゆら 変わらずに
夜空に咲く恋心
何度も何度も蘇る あの微笑みが
嗚呼 きらきらきらきら 輝いた
色とりどりの思い出
今でも今でも消えなくて
ただ 好きでした
ただ 君が好きでした

まだ ゆらゆらゆらゆら 変わらずに
夜空に咲く恋心
何度も何度も蘇る あの微笑みが
嗚呼 きらきらきらきら 輝いた
色とりどりの思い出
今でも今でも消えなくて
ただ 好きでした
ただ 君が好きでした
ただ 君が好きでした
×