迷夢

幻でも抱きしめてた貴方を
囁く夢の途中下車
息を潜めて探してた答えは
消えゆく時に預けてる

果てしない旅の途中 出逢って
目を閉じれば温かい
未だに貴方のことを見てるのに
触れられやしないから

だけどねいつかの 染まった手と手をね
繋いで走ったよ 痛みと一緒に
抜け出せない 森のど真ん中
白く染まった 霧かき分けた
通り過ぎてく 懐かしい匂いがした

幻でも抱きしめてた貴方を
囁く夢の途中下車
息を潜めて探してた答えは
消えゆく時に預けてる

あの日が 重なった

落ちた木の葉に あの日が映る 眩しい影に
貴方と笑う 優しい夢を見た

忘れないきっともう 通った目と目をね
傷つけ塞いだよ 貴方と一緒に
探していた時 止まったまま
戻らない あの日の景色には
迷う光に そっと手を翳してみた

幻でも抱きしめてた貴方を
囁く夢の途中下車
息を潜めて探してた答えは
消えゆく時に預けてる

あの日が 重なった
彷徨って 出逢えた
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