TEMARI

さあ 散らばってしまった話を
空に手を伸ばし始める

下を通り過ぎる曲がった線に
縛られた足をくすぐるの

嗚呼、落ちて汚れた意識を
名前と呪術にかけて

空っぽだけだった体の
夢見ていたまぶたが開く

心の奥から うごめく記憶が
混じった呪いと祝福が目の前を
(知ってるの?)

始まりと終わりに向かって
果てに 返ってくるのはパパの呼び声だけ

父なる神(嗚呼、パパ)よ、そこに居たら教えて欲しいの
私が歩くこの道はどんな色だろう

さあ この調べの旋律を
空に手を伸ばし始める

散らばった多くの血の道が
愛を渇望して泣き叫んでる

始まりと終わりに向かって
果てに帰ってくるのは救わなかった君の声

愛しい妹よ そこに居たら教えて
君の手をいつかまた握れるのかな
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