ネオンソングス第二章

丸裸に疑いも知らぬ20代、初めの夢は
誤解や裏切り怒り悲しみの度に 強くなると信じた

成り上がりの野心と義理人情が紙一重は東京
きっと俺は誰かの死に際にも 立ち会う事はないだろう

拝啓 T・S
ひどく汚れ切ったこの歴史は 今では立派に売りに出せるでしょうか
拝啓 T・S
あんたに評価されていくことが 目潰しの街で道しるべだった

NEON SONGS きっと痛みがあるから 僕は唄ってゆける
NEON SONGS それに伴う別れなら 代償はやむ得ない?
NEON SONGS ガードレールの人影 塗り潰し彩るように
NEON SONGS また今夜も輝くか ネオンに

NEON SONGS
こんな詩 ホントは生まれなければいいのに
誰が泣いて?誰が笑う? 真実はそんなに安易じゃないさ

NEON SONGS
「きっと痛みの数だけココで笑ってゆける」と
教えられて 教えられて そう覚えて‥

NEON SONGS きっと痛みがあるから 僕は唄ってゆける
NEON SONGS それに伴う別れなら 代償はやむ得ない
NEON SONGS ガードレールの鼻唄 きっと誰にもあるもの
NEON SONGS また今夜も輝くか ネオンに

アレもTOKYO コレもTOKYO ソレがTOKYO‥

ランボルギーニ・カウンタックがガラス越しに笑う街で
一体どれだけの痛み抱えて笑顔を買うのだろう
笑顔を買うのだろう

拝啓 T・S
俺、本当は酒を交わしてアンタと話したかった
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