Sayonara

さよなら
安らかにさよならを
月は満ち欠け
空はやがて星で瞬く
懐かしむ時間だけ
あとは何もいらないかもしれない

さよなら
さよなら
朝靄にさよならを
確かめる腕の温もり
消えないで囁くたびに
この若い体に刻まれた後悔が
癒えるまで抱きしめてよ

さよなら
さよなら
新しい日が始まる
野に咲いた花のように
雨上がりの虹のように
いつかまた会えるでしょう
だから何も言わないよ
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