CHARMING

狭い歩幅で探り合ってハートを辿って
古いアニメの歌で火灯してゆくの
瞼の色に合わせたスカートが靡く間
君が弾ける言葉を探していたんだ

どんなあたしがいい
何も知らないで
もう終電なんていらない
青くて赤いピンクの帰り道

まるで今夜は
東京のあの隅っこの映画みたいな
群青を詠んで
フィルムに焼き付いた
恥ずかしい言葉を抱きしめ合う

ぐしゃぐしゃになった
レシートに差した朝日で大人になって
愛というモノに指先触れてしまった
もう戻れないのは
知ってしまったから

静かには閉められないドアにバスキア飾って
灼けたTシャツ2人で使ってゆくの

これが恋でもいい
何も言わないで
その偶然だって聞かない
モノクロになって試す甘い日々

いつか昔の恋なんて
もう難しい絵画みたいに抽象となって
名前もわからない歪つな感情残してゆく

ぐだぐだになった帰り道は手を繋いで
青春を呑んで予感を集めて
見せ合うなんて素敵な僕たちは
東京のあの隅っこの映画みたいな
群青を詠んで
フィルムに焼き付いた
恥ずかしい言葉を抱きしめあう
ぐしゃぐしゃになった
レシートに差した朝日で大人になって
愛というモノに指先触れてしまった
もう戻れないのは
知ってしまったから
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