月影おくり

あなたのことを知りたくて 触れられないことばかり
闇に浮かんで消えたのは 絡まりあう影

眠れぬ夜の過ごし方 誰にも聞けないままで
そんな自分を笑うほど 夜は閉じてく

吐く息の白さは
言えなかった言葉

あなたを あなたを思えば
重ねた日々よ 交わした言葉よ
季節は巡りいつか花になれ

あなたがそばにいるだけで 触れたくなることばかり
まるで光と影のように 離れがたきもの

いつでも風のように星のように
ささやかな時を過ごすけど
もっと深いところまで
求めては戸惑ったまま

あなたを あなたを求めれば
出会えぬ日々よ 交わせぬ言葉も
この手で触れて信じていくだけ

あなたを あなたを思えば
重ねた日々よ 交わした言葉も
季節は巡り 2人の時を 今より過ごせば
あなたの心 あなたの言葉を
信じたまま触れていくだけ
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