tatoushi

ゆらめく合わせ鏡が
ひとつになったことから生まれた鼓動
呼んで幻頼って
密かな約束
かたちのないもの

わからないまま記憶辿って
見つけられないまま流れついた 藍鼠の色
ほんの小さな私だって
誰かのポジティブに繋がってった 思惑通りに

寄りかかる振りをした
優しい人のつもりで 何を思ってるんだ

ゆらめく合わせ鏡が
ひとつになったことから生まれた鼓動
呼んで幻さわって
密やかな約束
かたちのないもの

見せかけだけ 魂ここにあらず
また一日過ぎてく無情
夢の続きはきっと去っていく
洗われて現れていく

さっきまでの嘘
取り繕う君の姿も
きっと愛おしいよ

満ちてく淡い色彩
形になる時までときめきお預け
さらさらの絹さわって
あざやかな出来事 ここに預けよう
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