BOW AND ARROW

気づけば靴は汚れ 錆びついた諸刃を伝う雨
憧れはそのままで 夢から目醒めた先には夢

聞こえたその泣き声 消えいる手前の咽ぶソワレ
憧れのその先へ 蹲る君を見つける為

行け 行け 追いつけない速度で 飛べ インパルス加速して
行け きっとこの時を感じる為に生まれてきたんだ

未来を掴んで 期待値を超えて 額に吹き刺す風
今に見なよ きっと君の眩しさに誰もが気づくだろう
相応しい声で 視線追い越して 虚空を超えて行け
見違えていく君の指から今 手を放す

気づけば謎は解かれ 木目ごと見慣れた板の上
あの頃焦がれたような大人になれたかな

そう君の苦悩は君が自分で選んだ痛みだ
そして掴んだあの煌めきも全て君のものだ

僕は弓になって 君の白んだ掌をとって強く引いた
今君は決して風に流れない矢になって

行け 決して振り向かないで もう届かない場所へ
行け 行け 君はいつだって輝いていた!

未来を掴んで 期待値を超えて 額に吹き刺す風
今に見なよ きっと君の眩しさに誰もが気づくだろう
相応しい声で 視線追い越して 虚空を超えて行け
見違えていく君の指から今 手を放す
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