月明かり

くじら色のマフラー
ほかほかと僕の首をしめつける
じっくりじっくり死んでいく
じっくり夜道が死んでいく

月並みな言葉しか使わないでいてくれた
君の優しさたるさ月明かり並だったぜ

マブタの裏のメモ用紙
角膜でつづるパンチライン
関節だらけの鼻歌よ
枕木の上で反り返れ

月並みな言葉しか使わないでいてくれた
君の優しさたるや月明かり並だったぜ

とうとうひとりぼっちになるのかも
とうとうひとりぼっちになるのかも。。

月並みな言葉しか使わないでいてくれた
君の優しさたるや月明かり並だったぜ
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