時空と電磁場の観測者

静止したオレが 銅線の中を流れる 電子(e-)を見る時
線の外を 並走する電子(e-) 銅線に近づく訳は
電子(e-)流れる銅線に沿って 右ねじ回転な磁場の輪
それを並走する電子(e-)が横切るなら フレミングの

左手人差し指の磁場を横切る
電流(電子の反対向き)が中指の向きで
親指向きに磁気力(ローレンツ力)で
電子(e-)が銅線に近づく

次に銅線を流れる電子(e-)と 共に並走するオレは
銅線に対し動くことになり 並走する外の電子(e-)と
一緒の向きに動くから 中と外の電子(e-)は止まって見え
磁場横切ることにならず
左手の中指(電子の反対向きな電流)な速度ゼロじゃ

親指もゼロ 磁気力働かず 銅線に近づかない
と思いきや、近づく訳は 磁気力に代わる電気力

車窓から電柱見ると 後ろに流れ
中、外の電子(-)の向きにオレも動くと
銅線と陽子(+)だけ後ろに飛び去って
動くものは相対論ローレンツ収縮

長さ縮み 銅線の体積縮むから 陽子(+)の密度増え
銅線内がプラスに傾き 並走する外の電子(e-)と電位差(電場)生まれ
±電気力引き合うから銅線に近づく
電磁気の物理現象は どの観測者から見ても同じだが

それを止まって見ると「磁場」で 並走すると「電場」に入れ替わり
「磁場」による磁気力が消えても 相対性理論効果で
銅線流れる電子(e-)に対し 陽子(+)だけローレンツ収縮
結果、銅線は陽子(+)優位になり 外の電子(-)を引く

電気力(クーロン力)が 磁気力(ローレンツ力)に代われど
電子の挙動は同じ
磁石な磁場と 電気な電場が補い合い 一つの世界を描く
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