前兆

そしてその後僕は君を愛した
月のひかりは君の影に溶けていく

ふれる指先に今が通り過ぎる

永遠の中の風を
僕はいつも追いかけて
時を止めた眼差しは
夢で見た前兆……

だから今でも僕は君を見ている
深い眠りから君が目を覚ますまで

君の肩ごしに朝が通り過ぎて

重ねた手と手の中で
待ち侘びた心揺れる
君はやがて気付くはず
忘れかけた言葉に……

君の肩ごしに朝が通り過ぎる

永遠の中の風を
僕等は今追いかける
時を越えた眼差しは
夢に見た前兆……

永遠の中の風を
僕等は今追いかける
君はやがて気付くはず
忘れかけた言葉に……
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