悔しさのスリーカウント

あてもなく歩き出した夜 深紅のテールライトを睨んで
一つ二つ三つ アイツの顔 勝ち誇る態度 でかい笑い声

どこまでも無限の空よ 何度でも叫ばせてくれ
どこまでも無限の空よ 悔しさのスリーカウントを

人の痛みを知りなさいと 薄っぺらいテレビに垂れ流して
誰が好き好んでそんな事を 知りたいかと呟き舌打ち
明日がまた来てしまうのかと 群青の暗闇を眺めて
一つ二つ三つ 愛と正義と 握り締める拳 それが答え

どこまでも無限の星よ 何度でも勇ませてくれ
どこまでも無限の星よ 何度でも立ち上がる為に
悔しさのスリーカウントで

朝焼けた空 星が消えて 銀のさざ波も見飽きた
帰ろう帰ろう スリーカウントで 何もかも全て受け止めて

どこまでも無限の空に ためらいは必要ないだろ?
どこまでも無限の星に 諦めは似合わないだろ?
どこまでも無限の宇宙 何度でも叩き鳴らせ
始まりのスリーカウントだ
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