ミルフィーユ

少なくともこの世界が 明日以降も続くと仮定しておこう
手離して来たこれまでと 初めましてのこれからを
千のインクを混ぜ合わせ つづっていく

眠らない惑星で 旅する僕達は 希望的観測者

終わりの無い事なんて退屈だろ?
どんなにもがいても 僕ら居なくなる
遊べ 泣きじゃくれ 抱き合って
歌声を惜しみなく上げて

青過ぎる春の若葉 赤く焼け落ちた枯葉も
千の木の葉束ねたならほら まるでミルフィーユみたいに

重ねる歳月で 夢見る僕達は 希望的観測者

終わりの無い事なんて退屈だろ?
どんなにもがいても 僕ら居なくなる
遊べ 泣きじゃくれ 抱き合って
歌声を惜しみなく上げて

そうだ今日が 剥がれてく場所は
新しい日々だ 素晴らしい日々だ

砂時計がいつか 落ち切ってしまう前に
願いがもし叶うなら死神と契約して
世界の全部 思い通りにしてなんて
出来やしない しょうがないな なら丁寧に生きてやるか

生きてやるか 生きてやるか
生きてやるか 生きてやろうぜ
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