君ノーベル

あぁ、会いたくなっちゃったな。
君はもう寝てるかな?
それなら僕の月曜9時ダイジェストを贈ろう。

言うまでもないけど、
頭は悪いし小説なんて書けやしないけど。
ちゃんと聴いててよ、
君の唯一のノーベル賞にノミネートするつもりさ。

君の好きなとこなんて全部になるんだけど、
全部ってなんなの!?って怒るでしょ、ねぇ?
あ、そうだ。その怒った顔さえも愛しいよ。
この調子じゃ長編シリーズになってしまうな。

あぁ、会いたくなっちゃったな。
君はもう寝てるかな?
それなら僕の月曜9時ダイジェストを。
あぁ、「君じゃないとダメな理由が多すぎるな」
これをタイトルとして描き始めよう。

鮮明に覚えているよ。
初めて会った日の遠慮気味遠回りの帰り道、
バイバイ。って振り返った髪が帰りたくなさそうに
僕の方靡いてて嬉しかったよ。

あぁ、会いたくなっちゃったな。
君はもう寝てるかな?
それなら僕の月曜9時ダイジェストを。
あぁ、「僕じゃないとダメな君が好きなんだよ」
これは恥ずかしいからあとがきにしよう。
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