サクラ

ヒラリ舞い落ちる桜に見惚れてる
君の目からは涙がこぼれ落ちそうだ
「私、平気かな?君と離れても」
春の終わりを告げる風に飛ばされた

ヒラリ舞い落ちる 今年も春が鳴く
僕の中では涙が枯れてしまいました
君は平気かな、一人になるとすぐ
あんなに寂しがっていたのに

いつの間にか花は枯れてまた新たな命が芽吹く
止まった時間は戻せないと分かってたのに

思い出しきれないほど詰め込んだ幸せが溶けてゆく
これじゃ宝物だった日常に二人で飾った涙と
おとぎばなしにすらならないいつもの特別が
全て嘘になってしまうんだね

ヒラリ舞い落ちる桜に見惚れてる
街灯に照らされた僕から伸びた影が笑う
サラバ愛し君 ゆれる花弁が落たら忘れようと思うよ

思い出しきれないほど詰め込んだ幸せが溶けてゆく
二人の宝物だった日常があと5センチだけでも進めば
違う未来が僕らを導いてたかもしれない
いつまでも思ってしまうよ

思い出しきれないほど詰め込んだ幸せが溶けてゆく
これじゃ宝物だった日常に二人で飾った涙と
おとぎばなしにすらならないいつもの特別が
全て嘘になってしまうんだね

最上級の愛を纏いまるで映画の中の二人の様に
きっとこのままと永遠を夢見た、良ところだけを切り取った
いつの間にか当たり前になって
ほつれのかけの糸にぶら下がった
期限切れの錆びた愛じゃ到底
ダメなのも分かっていたのに
分かっていたのに
僕は馬鹿だ
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