下弦の月夜

もう 次の季節へ 続く扉は 目の前にある
ただ あと少しだけ 迷いの鐘を 鳴らしていたいだけ

突然の雨にだって 何度も打たれたって
濡れたままで 歩いた
過去の傷は全部 洗い流して
新しい 歌 叫びだす

誰よりも強く 咲かせた願いは
美しく 歪な 百合の花
ゆっくりと時間をかけた分だけ
枯れることない 花

まだ 迷いの鐘は 心の中で 響いているの?
さあ 潤んだ牙で 闇を切り裂き 光のほうへと

重ねた想いを 音にしたら
届けたい 今 叫びだす

遠く 遠くまで 見果てぬ景色に
臆病の欠片 置いていこう
胸の高鳴りだけ 羅針盤にして
下弦の月夜へ

誰よりも強く 願いを咲かせた
美しく 歪な 百合の花
ゆっくりと時間をかけた分だけ
枯れることない 花

遠く 遠くまで 見果てぬ景色に
臆病の欠片 置いていこう
胸の高鳴りだけ 羅針盤にして
下弦の月夜へ

下弦の月夜へ
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