purgatorio

「時は来た」と告げる鐘の音が響く
機運高らかに戦おう
さあ夜が明ける

舞い降りた天使
その横顔に触れることさえ
出来ずに僕は消える

最期の言葉見つからなくて
哀れきの果て
絶望と引き換えに

終わりの円舞曲[ロンド]と
自由を照らす夜明け前

蒼い月と君 緋[あか]く染まりゆく
永遠に続くこの愛を誓う
燃える鼓動刻み終わりを告げよう
煉獄の鎖を解く道を照らせ

沈黙の海に輝く刹那
戒厳令が世界を包む夜に
自由求め彷徨う姿
再生の夜に響く足音は誰

織りなす旋律
化身[うつしかがみ]は夜明けまで

闇に溶けて今、貴方の元へと
朧[おぼろ]げな思い出だけ抱いて
不完全なその優しさは捨てて
決意の足音忍ばせ
この夜が明ける

末期[まつご]の言葉と血の涙流す亡びの刻[とき]

滾[たぎ]る炎揺らし旗を掲げよう
縛られた魂のため

儚く消えずに堕ちて往けるなら
呪われたこの血を捨てよう
切り拓く未来

蒼い月と君 緋[あか]く染まりゆく
永遠に続くこの愛を誓う
燃える鼓動刻み世界を変えよう
煉獄の鎖を解く道を照らせ

今、生きる意味を見つけた
枯れた地に芽生えた花
胸を焦がし掴みにゆく貴方の手を
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