vortex

心が突き放した記憶
まだ片隅に住みつく
弱さをかき消して

両手に握る 後悔の砕片
重ね重ね 開く傷
全てが手を取り合って
悲劇が私を呼んだ

騙し合いの物語
僅かな期待も
砕けた理想も
間違いだらけでもいいと
繰り返してた日々

忘れることができないなら
この悲しみの隣に居させて
そっと降り注ぐ孤独に
今でもずっと打たれながら

正体のない不安が巡る
誰もがその渦の中
求めて傷つけあって
抜け出せないままで

終わりを知らぬ喪失が
宿命だと 知って

鏡に映った
後悔が胸を刺した
壊したくても壊せない真実に
嫌になるほど執着して

忘れることができないから
まだ悲しみの隣に居させて
そっと降り注ぐ孤独が
今でもずっと 冷たく響く
それでも続いていく未来を見つめて
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