響命

皆それぞれに必ず 課せられし定めがある

繰り返すひとりの夜に 寂しさ膨らんでゆく

遠く果てしない 闇夜のその先に
いつか必ず 朝日はやってくる

この世に生まれしもの 与えられた役割がある
この命尽きる最後までに いくつくらい果たせられるだろう

繰り返す不安で 胸の痛みが膨らんでゆく

深く果てしない 迷路のその先に
いつか必ず 終わりはやってくる

人は皆それぞれに 与えられし道を選んで
幸せなささやかなる日々を いくつくらい感じられるだろう

人よ
この世に生まれしもの 与えられた命儚く
幸せなささやかなる日々を 心から願う
限りある命だからこそ 願うだろう
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