青春

わすれたい わすれない わすれたくない
君はまるで 夢に棲(す)む青春

紺色スカート 翻(ひるがえ)しながら
「またね」と手を振る 君に恋した日々
気持ちを伝えて 見事にフラレて
君は言わなかった 手を振らなかった

逢いたいな 元気かな 君は初恋
遠く近く 夢ン中
わすれたい わすれない わすれたくない
君はまるで 夢に棲(す)む青春

水割り二杯で 今なら言えそう
ズルい恋だから 酒のせいにできる
素直になれない 傷つかないように
人は青春を こうして穢す

夢だとか 愛だとか わすれたふりで
笑うことも 下手になる
笑おうか 笑えばいい 今を笑おう
あの日君に 恋をしたみたいに

逢いたいな 元気かな 君は初恋
遠く近く 夢ン中
わすれたい わすれない わすれたくない
君はまるで 夢に棲(す)む青春
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