硝子色の欠片

優しさとか理想とか綺麗なものだけど
硝子みたいにすぐ割れてしまう ああ

自分だけが正しいって
思ってなんていないのに どうして
手を伸ばしたいんだろう

素直に向かい合えば誰だって 心で理解り合える
そんな物語信じてる 私だから出来ると
思っていた胸を破片が刺すよ

簡単じゃない そんなこと分ってたつもりで
自分の枠の中しかみていない ああ

人と人を結ぶのは
偽らない気持ちとしたって
譲れないものがある

救いを願うとは限らない 望みは誰も違う
手を差し伸べることもときに その硝子を傷つけ
割ってしまうことに 気づいたんだ

思い出のかけら集めて 繋げてみても
日々-ヒビ-は消えない
透けて見えなくて わからなくなった
それはどうして 悲しく響く…?

誰かを思いやる そのことは 自分の理想でしかない
傷一つない硝子-こころ-なんて 誰も持っていないよ
綺麗なその欠片 見つめてみよう
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