いのちのこたえ

君の手を握ると
せつなくなるのは なぜ
むすばれたふたりも
いつかほどけてしまうの

あの空も この花びらも
消えてゆくのなら

忘れないで
泣いてるのは
君に逢えて
嬉しいから
いのちの糸
紡ぐように
僕たちは出逢えた

幸せは誰かの
不幸せの印画紙(うらがえし)
実らない果実も
小さな実を救える

まっすぐな 道ほどきっと
まっすぐ行けないなら

忘れないで
泣いてるのは
めぐり逢えて
嬉しいから
いのちの羽根
洗う風を
僕たちは迎える

なにもなくていい
君がいればいい
いつだって
失くせない君を

忘れないで
見えなくても
ふれることが
できる愛を
いのちの音
聴こえるなら
愛は確かにある
ここに確かにある
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