心の鴎

砕ける波の彼方
いくつ悲しみ越えて
旅してゆくのでしょう
硝子の舟のように
胸は壊れやすいけれど
あきらめないで 漂う私
ああ 飛び立つカモメになって
愛という名の海 渡ってくだけ
たとえ震える心の行先が
遥か遠くても…

激しい風に向かい
どんな人生を今
歌ってゆけるでしょう
終わりの来ない道で
瞼の先が嵐でも
ただ真っ直ぐに 生きてく私
ああ 飛び立つカモメになって
夢という名の空 舞い上がるだけ
いつか愛する誰かをこの手に
抱いて抱きしめて

抱いて抱きしめて…
抱いて抱きしめて…
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