浪漫浪乱

坊や 堕ちなさい 溺れなさい
我を忘れてしまいなさい
うまく行くのか 行かないか
そんなこと 悩むのは早すぎる

心とからだが混りあう
それが恋とゆうものさ
たとえば 地獄をのぞき見て
全てをなくしても悔いはない
坊や二十才か二十一 花も嵐も似合う頃

坊や 抱きなさい 奪いなさい
苦い思いも背負いなさい
さまになるのか ならないか
ボロボロになってから きめればいいさ

よろめきながらの綱渡り
目かくししてでも渡るには
たとえば夢のにおい抱きしめて
ふりむく気持を棄てること
坊や二十才か二十一 花も嵐も似合う頃

坊や二十才か二十一 花も嵐も似合う頃
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