光の宝

寒いくらいだった
夜更けに小声で何か言ってた
あなたの言葉 聞きにくかった…

私を邪魔した風
握った手と手からは
悲しい温度も伝わるでしょう
見えない先へ進むのが怖いなら
そのままで居よう もう逃げないで…

祈ることは頼るだけじゃない
本当にきれいなその瞳は
あなたをもっと大事にさせる
おぼつかない言葉の流れ…

呪文に変わった愛のうた
光の宝にしよう
時を刻んだいたみさえ砂に消えた…

愛によく似た温もりをした風
何に抱かれていたい?
誰に愛されたい?
ふたりをつなぎ上げた空の帯
ねえ、咲いた花で何を彩らせよう?…
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