星降る夜は

星降る夜は 外に出て
一人で君の帰り 待つのさ
遥か異星(とおく)の 君に見えるなら
涙よ そっと きらめく星屑になれ

人は誰も生きて行くよ
抱えきれないほど 想いあふれて
風の調べに 耳澄ませば
高らかに聞こえる あの口笛

君の通信(たより)が
届いたら
夜明けにそっと 夢をみるのさ
淋しいときは ずっと側にいて
誰かに肩を抱かれたいのに

君の声が聞こえる
夢で思い切り泣かせて

その微笑み そのまなざし
張り裂ける孤独を
胸に隠して
君は目指すよ 銀河の果て
幸せが住む夢の国へ

星は巡り 時を運ぶ
悲しみが 明日を遠く見せても
人は彼方を見つめるもの
時は越え 輝く夢かなえる
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