Oblivion

風が止んだ 陽が射してた
掴む時だ そう感じた
夢は夢なれ 人は人なれ
動かざる高みに 憧れてた

分り易いことこそが 嘘臭いもんだって
虚構の中の虹が言う
秒読みが進んでく 愉しんで行ってみよう
悩むのも 嘆くのも 忘れて
ほうら ほうら 時が止まった

夢の中で 夢見る様に
空は空なれ 色は色なれ
忘却の彼方を 彷徨ってた

佳い思い出は辛くて 現実は真黒
それがどうした 星が云う
勝たなくていいから 壊れてていいから
心だけ 心だけ 在ればいい
ただ ただ 時が笑った
ほうら ほうら 時が今…

名残惜しき 声も澄むなん

袖白妙の 永久(とわ)のOblivion
父母(ふぼ)も知らぬや 色はいずれぞなん
千代ひと夜に

夢は夢なれ 人は人なれ
動かざる 高みにはOblivion

意味深(いみしん)は過ぎてゆく 急ぐこと無いから
騒げばいいさ 影が謂う
静けさの前の風 考えず乗ってみよう
悩んでも 嘆いても 同じさ
いま いま ときが戻った
ほうら ほうら ときがforever…
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