波打つ場という海をゆく

宇宙誕生時 凪いだ場の水面 光速で進む場の励起
ヒッグス場が相転移 凍りつき
対称性が破れ エネルギーが W、Z、クォーク場を波立たせ 励起が軋む音

波に捕まる励起の減速分を 変換した質量で
沈んだ時空場の水面を伝う
励起の移動を 重力効果と名付け 重さの根源を
ヒッグス場とエネルギーに特定した

グルーオン場と電磁場だけ ヒッグス場に捕まらず
そのまま光速 最高速を維持し
光速じゃない励起だけ ヒッグス質量(m)を持ち
運動量P=m×(c-ヒッグスブレーキ)

暴れるクォーク励起の質量1% それを押さえつけるグルーオン場渡る
励起の伝播が運動エネルギーの正体
そのエネルギー(E)こそが質量(m)で E=mc2で等価に
ヒッグスにぬかるんだ励起の 伝播のしにくさも質量(m)

宇宙全体に敷き詰められてる 量子場の励起に過ぎないモノを
光子だ電子だクォークだと まるで粒子かのように名付け
その位置と速度の因果の連続を 運動方程式(a=F/m)で繋ぎ
場と励起の伝播を 時空での粒子の運動に見立て

直感的な力と運動も 場と励起の伝播に還元
場の対称性維持するため 出動する4つの励起が
ゲージ場の光子、W、Z、グルーオンと 重力子

見えず触れずともそこにある 場と励起を波動関数で表し
古典的な波の 位相、干渉の特性を類推適用
場の関数に演算子をかけ 励起の位置を特定するなら
波動収縮 波長成分見えず 運動量不確定

波(場の波動関数)の
波(物質励起)による
波(ゲージ励起)のための 量子場の海

時空場を光速で行く 電磁場とグルーオン場の励起
ヒッグスブレーキ W、Z、電子、クォーク場
「場」の積層と励起な「波」の 統一場理論の船に乗り
「波」打つ「場」という海をゆく
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