過去

誰にもあるけれど 誰にも言えない
今更泣く気は さらさらないけど
命を捨てても 惜しくはないほど
人を愛した ことがあるから
過去 嘘つきね
過去 過ぎ去りはしない
あの甘い悲しみが あの夜(よる)の別れが
今も私を 酔わせるの

濃いめのブランデー 氷に口づけ
無茶したものだと 今更あきれる
すべてを捨てても 惜しくはないほど
人を愛した ことがあるから
過去 いじわるね
過去 過ぎ去ったふりで
この深い傷あとも 抱きしめた涙も
過去という名の 経験ね

過去 いじわるね
過去 過ぎ去ったふりで
この深い傷あとも 抱きしめた涙も
過去という名の 経験ね
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