驟雨

揺らめいた陽炎が
隙間を語って
言われた言葉が
雨に変わる
夏、不安定な空模様
どんな話をしようか
まだ会えるだろうか

雨に佇む街灯が
やけに寂しく映った
灯るその瞬間に愛が満ちたように見えた
さっき買ったサイダーは
ぬるくて気も抜けたけど
なぜかその甘さに夏を感じて飲み干した

ぺトリコールが立ち込める
どこか懐かしく いつか薄れてく
変わりゆくものだから
今を見つめたままで

揺らめいた陽炎が
隙間を語って
言われた言葉が
雨に変わる
夏、不安定な空模様
どんな話をしようか
まだ止まないでいて

「またね」は脆く儚く
日々は晴れのち雨を繰り返す
理由などないけど
ただ必然と進む
あの雨雲が掃けたら
あなたの元まで響かせようか
この歌を 進展と衰退、紙一重だとしても

突然の雨はやがて過ぎ去る
瞳の中を満たす
夕方のオレンジが
なぜか胸を締め付けてる

揺らめいた陽炎が
僕らのようで
変わり続けて行くけど
愛しきってみようか
過ぎ行く日常
未完成でもいいから

忘れた記憶や言葉を拾って
見慣れた景色が
晴れに変わる時、
すべて置いてゆこう
どんな話でもいいから
「まだ」を繰り返そうか

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