ふと「独り」と呟く真夜中
街路樹たちが下手な優しさに似て

これで終わりなんて思ってないよ
指先に触れた暗闇に 光を撃て

大きな声で 喉を枯らして
両髭を切られて 彷徨う同志よ
風向きを変える 今に光を映せ

もう何も怖くない

大きな声で 喉を枯らして
強がりじゃなくて 言える動詞を

愛も闇も意味も影も傷も意思も
振り返る過去も未来も
照らし出す 光になれ
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