慰めのくちづけ

まだ火照りが消えない
夜(よる)にもたれ
また体のどこかに
痕(あと)を付ける
愛の言葉だけじゃ
物足りないか
それが
慰めの
くちづけと
言うのなら
覚めない
夢ばかり
もう見ないで
どうせ さみしい

まだ月は潤んでる
無口なまま
また名前を重ねて
囁(ささや)きあう
次の約束より
別れを告げよう
それが
思い出の
代わりだと
言えばいい
いつかは
幸せも
嘘をつくし
どうせ 悲しい

それが
慰めの
くちづけと
言うのなら
覚めない
夢ばかり
もう見ないで
どうせ さみしいから
全部
思い出の
代わりだと
言えばいい
いつかは
幸せも
嘘をつくし
どうせ 悲しい
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