曖のうた

気付かずにどれだけ奪ってきたんだろう
誰かの大事なその命を
でもキミを生かすためならその罪を
全て背負ってでも共に笑おう
僕らは奪い合う 愛する者のために

教科書で読んだ戦争は間違いだと
でも愛する人が脅かされたら僕は戦うだろう

彷徨いながら 戸惑いながら
でも僕らは今日を生きてる
ねぇ間違いだとか正しさだとか
その意味も知らないまま
でも愛を信じてる

命の重さを平等なんだと教えられて今日まで生きてきた
だけど知ったんだよ
愛する人とそれ以外は比べられないほどに違うってこと
値札の付いた命を掴んで それを積み重ねてきた
だけどキミが幸せであることが全てでした

愛する人を笑われたあの人が
テレビの前で平手打ちをしたこと
「受け入れられない」そうです

彷徨いながら 戸惑いながら
でも僕らは今日を生きてる
ねぇ間違いだとか正しさだとか
その意味も知らないまま
でも愛を信じてる

迷い込んだ熊を駆除しようとか
増えすぎた鳥を減らすことが
大事な人を守るためだとしたら
世界はそれを愛と呼ぶのでしょう?
その命も愛し合う支え合う
時にきっと許し合う
美しい世界で今日も生まれ落ちて灰になる
信じたいんだ愛が地球を救う
ねぇそうでしょ?

彷徨いながら 戸惑いながら
でも僕らは今日を生きてる
ねぇ間違いだとか正しさだとか
その意味も知らないまま
でも愛を信じてる

季節の変わり目 風の香り
見慣れた景色 聞こえる声
笑ってる顔
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