最低なふたり

泣きはらした夜道中
おまけに擦りむいた
カサブタが剥がれたら
どうってことない気がした

ハピネスの引換券
くれるわけじゃなかった
あんなにあぁ痛かったのに

嘘つきあの日なら
変わらずにいる君を
手放せたのかな
むせかえるたび夏

どこまでもダメな君が好き
おばかさんな君が好きだよ
バラバラに砕けたとしても
全部拾ってあげる

最低だこんなふたりじゃ
いつか最低な最後むかえる
だから放り出して
ここじゃないどこか
行こうふたりで

完璧じゃなくていい
もう許せないような
できそこないでいい

どこまでもダメな君が好きなんて
馬鹿げてるなんて
やめて

(いかないで どこにも いかないで)
あのね
(いかないで お願い いかないで)
あのね

どこまでもダメな君が好き
下手くそなところが大好き
取り返しがつかないこれからも
愛せないなんて
やめて
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