寂しさと
虚しさの
間に
いつも
情けない私が居るの

声を出す程ではない
苦しさと
少しの甘えに
袖を通してしまうの

消したいわ もう全て
息したいわ 忘れて

いつの日か
私は報われるの?
いつの日か
せめて最期くらいは

いつの日か
私は私を愛せるの?
いつの日か
せめて最期くらいは

手を取れそうな
愛しき今世
でも簡単にはいかないようね
貴方にも
大切が在るようにね

手を取れそうな
麗しき人生
人が人らしくあれるかの試練
私にも
悲しさが在るようにね

いつか
それら全てが置いていかれる
もう一度だけ
温もりをもう少しだけ。

いつか
それら全てが壊れて
もう何も もう何も
残らずとも
私はここに居るんだろう

優しさと
傲慢さの
間に
いつも
情けない私が居るの

手を挙げる程ではない
苦しさで
この銀河の
襟を直してみるの

消したい過去を屠って
生きてみたいわ この素手で

いつの日か
私は報われるの?
いつの日か
せめて最初くらいは

いつの日か
私は私に気付けるの?
いつの日か
せめて最期くらいは

貴方に見せたい天の果て
幼く見た光る包装紙
私にも
喜びがあるようにね

いつか
それら全てが置いていかれる
もう一度だけ
温もりをもう少しだけ。

いつか
それら全てが壊れて
もう何も もう何も
残らずとも
私はここに居ていいのだろうか

もう何も
もう何も
残らずとも
消え去ろうとも
私は

私は
私は
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