さよならのついでに

また出会うんだろう
いつまでも続く哀しみはないさ
季節とともに変わる街の色 移ろうから綺麗ね
今も思い出すのは 優しい君の温もり
覚めない眠りについた君との
二度と返らない日々

地べたの感触もとうに忘れて 大人のフリをして歩いている

今すぐ君に触れたい 小さな緑のバスに乗り
やけに澄んだ空気が虚しい 置き去りにされたようで
最後に言える気がしていた 愛の言葉も囁けない
弱い私を 君は知らないでしょう
さよならのついでだから受け止めて

懐かしいのは 夕暮れがまあるく包むベランダ
まだ少しだけ暖かいままのタオルをたたむ君

どこもかしこにも散らばったメモリー 何の気なしに切なくさせた

白い頬を優しく撫でる 綺麗な花を添えてあげる
涙で育つ花びらはどんな色
さよならのついでだから見届けよう

また出会うんだろう
過去も未来もこの道の上にあると
どこかで聞いた怪しげなセリフでも信じてみたい

もう一度会える気がしていた 流した涙も隠すような
弱い私を 知らなかったでしょう
最後のさよならだから 受け止めて
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