よあけのうた
ひとつ狼狽えている
それはまるで許しを乞うようで情けない
蒔いた種が咲きはじめる
貴方が冷たくなっていく
伸ばした手の平が空を切る
元通りにはなりませんか?
押し寄せる波に呑まれていく
未来を壊しながら進む
終わりは来るのでしょうか?
もし僕が砕かれて、引き裂かれて
無様に散ろうとも 何も怖くない
だってとうに もう空っぽだからさ
嗚呼、終わりにはきっと必ず
この灯を消してくれよ
もう何も欲しくない
また失くすのが怖いから
貴方をなくしてから
世界は暗いニュースばかり
何をしようとも 悲しみはとめどない
またいつか会えますか?
懲りもせずに僕は嘆く
どれほど思い詰めても 晴れない後悔が
手のひらに滲んでいく
もし僕が砕かれて、引き裂かれて
無様に散ろうとも 何も怖くない
はずなのに震えが止まらない
まだ僕はここに居たい、君と居たい
失くせはしないものがある
沢山ある
だからまだ逝けないのさ
他の誰かが望んでいなくとも
もし僕が砕かれて、引き裂かれて
無様に散ろうとも 何も怖くない
だって隣には君が居る、いつの日も
嗚呼、終わるまで、その時まで
僕は追い続ける
この日々の最果てに待つ
光に手を伸ばしていく
もうじき朝だというのに
霧は晴れないままだ
おぼつかないその輪郭を
確かになぞりながら向かうのさ
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