輪廻

育っていくのは
一歩の小さな足
伝っていくのは
古のあとがき
潜っているのは
無意識の海の中
泳いでいけよ
この世界の記憶と

行くわ あなたと笑いたいことを抱えて
光る 瞼と落ちてく

響く 夜しか晴れない子供のにれの木
秘密 守って守って

弾んだ言葉は
守る武器にもなる
抱きとめるその手は
真実の源
螺旋のように
巡り廻っていく
猫はいなかった
はじめからおわりまで

行こう あなたと
果てしなく遠い未来の
空気へ一歩踏み出して
糧を信じたトネリコ 青い花びら
きれいに散って混ざった
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