追憶

生まれたままの記憶なんかは曖昧だから
この街がずっと変わらないでいてくれると思ってたんだ

思えば遠くへ来たものだ
失ったものは多すぎるくらいあるけど
強がりな貴方から 大切なものが 途絶える前に

貴方が何時か何処かへ行くとしても
私 何時迄も側に居るから
長い時間を越えて何時か
貴方の名前が この私に届きます様にと祈っている

残酷な日々を隠して生きる 名も知らせず
今だけはちょっと 信じてみたい 私を愛した神様の事

遠くの空の麓で 賑やかに光る街並み
優しかったあの人は もう居ないようだ
どうしようもない程に 幼い私は無力で
誰かの言葉に涙流し倒れ込んでいた

悲しみから 救ってくれた時に
私 心から笑えたんだ
何処に居ても 忘れないで
小さな体で歩き出した 貴方こそ未来

貴方が何時か何処かへ行くとしても
私 何時迄も側に居るから
長い時間を越えて何時か
貴方の名前が この私に届きます様にと祈っている
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