千年樹

大人がまた僕を恐れ 街から姿を消した
何処で産まれたのだろう 死ぬのは誰とだろう
ねえ母

僕はいつも海を見てる 潮、温度、音、香り、祈り
膝に停まる鳥が僕に 見捨てろと囁いた

遠吠えは届かなくて 首を傾がせる程度
逃げ出さないと 逃げ出さないと ねぇねぇねぇ!
解けそうな言葉を待つ 「ありがとう、またね」が限度
追いかける?問いかける もう分からないよ
分からない

子供達を舟に乗せて 街から姿を消した
今日は何処で遊べるの?パパとママは後から来るの?

男の目は節穴で 女は疑う粘土
逃げ出さないと 間に合わないよ ねぇねぇねぇ!
遠吠えは届かなくて 首を傾がせる程度
追いかける?と問いかける もう分からないよ
分からない
×