焼失

晴れ渡る空に 早幾年
訪れる人の 傷も消えた
一人で女は 何かを抱えたまま
晴れ渡る空に またキ28キ11

雨音を真似る 市中、銃の音
膝の中から 震える声
抱える両手に その子は隠れたまま
番号で呼ばれて 扉が開く

私の面影 次の部屋に消える
悲し過ぎる 思い出は遠い過去

繋がりならいらない すぐ千切れるから
喜びなどいらない 悲しみが増えるから

あの手の重さと 瞼の記憶を
重ねるほど雨
私は両手で 君の姿を覆う
伝えずに 待ち合わせの場所は
触れたい過去

繋がりならいらない すぐ千切れるから
喜びなどいらない 悲しみが増えるから
あの夜が戻るなら まだ君といたい
喜びなどいらない 君といられるなら
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