愛告鳥

添い遂げようと 決めたのだから
どんなささいな 秘密も嫌なの
どこもここもが ぴったり合って
あなたとひとつの 夢を見たいの
運命を信じて 待ってて 良かった
寝顔に見とれては そっと吐息を聞く
そんなことさえ嬉しくて 笑みが零れる
季節外れの春告鳥が
腕枕の耳元で ホッホケキョ

触れるあなたの髪一筋も
涙ぐむほど愛しく思えて
肩に落ちれば 小指に巻いて
私のものよと おどけてみせる
あなたに出逢えて ほんとに 良かった
寝顔を見ていると 心が安らぐの
雪解けのよう 少しずつ 優しくなれる
番のはずの愛告鳥が
膝枕に嫉妬して ホッホケキョ

番のはずの愛告鳥が
膝枕に嫉妬して ホッホケキョ
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