恋人形

昨日まゆみが 町を出た
今日は私が 町を出る
声にならない サヨナラを
汽車の汽車の窓から 捨てながら

じゅん子も言ってた
新宿は 夢が住んでる 街だよと
無理ね私の 性分じゃ
何故か何故か幸せ 握めない

誰も知らない 人ばかり
よそみしている 人ばかり
逃げて行くのは つらいけど
駄目に駄目に成るのが こわいから

夢にありつく 近道は
母の待ってる 故郷か
明日帰ると 電話して
汽車を汽車を待ってる 寒い朝
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