無名の休日

髪をひとつに束ね
木綿のシャツを選び
素足のままで

ビーズの靴を履(は)いたら
言葉も 胸の奥も
武装解除のままで
まだ 寝ぼけてる
あなたに 会いに行こう
誰も 知らない こんな私を
飾りはひとつも ah いらない
ねぇ あなたがいるから やさしくなれる
ねぇ 何よりきれいな truth 愛ね

ときには 部屋でひとり
思うまま 絵を描くわ
電話のベルが呼んでも
知らん顔して
絵の具のついた指で
苺を食べてみたり
うしろめたさも
少しは いいじゃないの
誰も 知らない こんな私を
素顔も ひとつじゃ ah 足りない
ねぇ あなたがいるから のどかになれる
ねぇ いちばん素敵な sweet 恋ね

ねぇ あなたがいるから やさしくなれる
ねぇ 何よりきれいな truth 愛ね
誰にも ゆずれない
無名の 休日を…
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