ビビッてたまるか

渡る世間の 大波小波
受けて乗り出す 男船
ビビッてたまるか たとえ嵐でも
胸の弱気を 蹴飛ばして
望みひとすじ まっしぐら

ホレたハレたと 浮かれていたら
すぐに船から 落とされる
ビビッてたまるか たとえ嵐でも
人に見せるな 泣きっ面
命まるごと まっしぐら

身体ずぶ濡れ 飛沫の花が
いつか黄金の 花になる
ビビッてたまるか たとえ嵐でも
風よ吹け吹け 雨よ降れ
舵を明日に まっしぐら
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